不動産契約をする場合にはさまざまな書類のやり取りが発生しますが、そのうちの一つが「重要事項説明書」です。
賃貸借契約の際にはその「重要事項説明書」を使って、重要事項説明がおこなわれます。
この記事では、賃貸物件の契約前に必ずおこなわれる重要事項説明についてご紹介します。
賃貸借契約における重要事項説明とは
重要事項説明とは賃貸物件の契約前におこなわれる、その物件を契約する前に知っておくべき家賃の金額や更新料、物件の詳細などをまとめた説明です。
重要事項説明にはさまざまな知識が必要なため、宅地建物取引士が重要事項説明書の作成をおこないます。
重要事項説明書は必ず賃貸借契約書を交わす前に交付され、宅地建物取引士から借主に対して、書いてある内容に対する説明がおこなわれます。
契約締結は、重要事項説明の内容を確認したうえで進める流れです。
賃貸物件の重要事項説明で確認すべきポイント
重要事項説明書には、いくつか確認しておくべきポイントがあります。
家賃や管理費、更新料などの費用はもちろん、解約予告期間についても確認しましょう。
解約予告期間とは契約解除(退去)する場合に、いつまでに伝える必要があるかを定めた期間です。
これは貸主側と借主側で、予告に定められた期間が異なっています。
借主側からの予告は1~3か月前の予告が一般的ですが、これは次の入居者を探すために最低限必要な期間とされているためです。
一方貸主側からは、6か月以上前に予告することが必要とされています。
これは物件の建て替えなどによる退去などのケースが含まれ、借主が次の住まいを見つけるために十分な期間を設けられています。
この期間は重要なものですので、必ず確認しておきましょう。
またライフラインの水道・電気・ガスの契約についても確認ポイントの1つです。
契約は自分で好きな事業者を選べるのか、ガスは都市ガスかLPガスかなども確認するようにしましょう。
賃貸物件のIT重説とは
重要事項説明は2017年からIT重説の運用が開始されました。
IT重説とはパソコンやタブレット、スマートフォンなどの機器を活用してオンライン上で重要事項説明をおこないます。
コロナ禍以降、対面しなくても良いIT重説を利用される方が増えています。
オンライン上でおこなうため、現地までの移動時間や費用がかからないのもメリットでしょう。
遠方の賃貸物件を借りる際にも重宝されています。
まとめ
賃貸借契約における重要事項説明についてご紹介しました。
重要事項説明は資格のある宅地建物取引士により説明を受ける必要があります。
納得のいく賃貸物件を契約するためにも、注意すべきポイントをしっかりと確認しましょう。
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