浄水器設置というと少しリッチなファミリー世帯の話を想像する方もいるかもしれませんが、実は賃貸物件で一人暮らしをする方にも浄水器はおすすめです。
浄水器設置のメリットや種類、使用上の注意点などをご紹介しますので、ぜひこの機会に知っておきましょう。
賃貸物件で一人暮らしする人が浄水器を設置するメリット
一人暮らしの方にとって浄水器の大きなメリットは、まず手軽においしく安全な水が飲めることです。
また、今まで飲み水としてミネラルウォーターを買っていた方にとっては、飲料水コストの大幅な節約につながります。
さらに浄水器をとおしたおいしく安全な水で料理やご飯を作れる点も、見逃せないメリットです。
賃貸物件での一人暮らしで使える浄水器の種類
主な浄水器の種類としては、ポットに浄水フィルターが付いたポット型、蛇口に取り付ける蛇口直結型、水栓につなげる据え置き型の3種類があります。
この3種類のなかで据え置き型は、取り付け工事が必要です。
賃貸物件で工事をするには、貸主の許可と退去時の原状回復が必要なため、据え置き型はあまりおすすめできません。
据え置き型は仕様が本格的な点が魅力ではありますが、設置や撤去の手間を考えると、とにかく本格さにこだわりたい方向きと言えるでしょう。
残りの2種類の浄水器については、浄水を飲料水にしか使わないのであればポット型、料理にも使うのであれば蛇口直結型がおすすめです。
一人暮らしの賃貸物件での浄水器設置や仕様に関する注意点
据え置き型の注意点としては、前述のとおり工事が必要なことです。
ほとんどの賃貸物件では、貸主の許可を得ずに取り付け工事はできません。
許可を得る手間や工事費用、さらに原状回復の際の費用がかかってしまうことを覚えておきましょう。
その点、ポット型や蛇口直結型の浄水器は手軽に使えるのが魅力ですが、浄水効果を維持するためには、フィルターを定期的に交換する必要があります。
また、フィルター交換のほかにも、浄水器をとおした水は消毒用の塩素（カルキ）も除去され日持ちしないことにも注意が必要です。
浄水された水はその日のうちに使い切り、氷を作るのも避けるようにしましょう。
まとめ
おいしく安全な水を提供してくれる浄水器は、賃貸物件での一人暮らしにもメリットがありおすすめです。
据え置き型は設置に工事が必要ですが、ポット型や蛇口直結型であれば工事不要で簡単に利用できます。
なお、浄水器の水は日持ちしないことを注意点として覚えておきましょう。
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