賃貸物件を探しているとき、家賃が安い住まいに惹かれるところではないでしょうか。
しかし、家賃が安いのはなぜなのかと、理由が気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件の家賃が下がるさまざまな理由のほか、注意したい事故物件の可能性や引っ越し時期の影響もご紹介します。
賃貸物件の家賃が安いのはなぜ？知っておきたいさまざまな理由
賃貸物件の一種であるマンションは、低層階は高層階よりも家賃を安めに設定される傾向があります。
低層階は高層階よりも日当たりや風通しが良くないうえ、道路からの騒音も聞こえやすいからです。
次に、オートロックや防犯カメラなど、近年人気の共用設備がないために家賃が下げられるケースもあります。
建物の築年数も重要で、完成から長い年月が経っている住まいはどうしても入居者から選ばれにくくなります。
そのままでは空き部屋が増えてしまうので、空室対策の一環で家賃が安めにされる場合も多いです。
このほか、建物が古くなったなどの理由で取り壊し予定であり、解体工事が始まるまでの間、家賃を格安にして入居者を募集するケースもあります。
賃貸物件の家賃が安い際に注意したい事故物件の可能性
家賃があまりに安い賃貸物件には、事故物件の可能性があります。
事故物件とは、過去にそこで事件や事故が起きており、誰かが亡くなっている物件です。
事故物件である事実は物件情報の備考欄などに告知事項として記載されるため、基本的に不動産会社から告知されます。
そのため事故物件を知らずに借りてしまうリスクは低いものの、入居前の告知事項に注意を払っていないと情報を見落としかねません。
事故物件には抵抗を覚える方が多く、住まいとしての機能に問題がなくとも快適に暮らせないおそれがあるのでご注意ください。
賃貸物件の家賃が安い理由のひとつ！入居時期の影響とは？
賃貸物件は時期によって家賃が変動しており、タイミングによってはほかのシーズンよりもお得に借りられます。
家賃が下がりやすいのは、新規入居者が一般的に少ない7～9月などです。
1～3月など、多くの方が引っ越す時期に入ると、賃貸物件の需要が高まるため、家賃も上がる傾向があります。
このような時期の影響で家賃が下がっている住まいには、日当たりや風通しが悪いなどの問題がないケースも多いです。
まとめ
賃貸物件の家賃が安い理由には、低層階である、人気の共用設備がない、建物が古いなど、さまざまな要因が挙げられます。
家賃があまりに安い場合は事故物件の可能性もあるので注意が必要です。
また、家賃は入居時期の影響で下がる場合がある点も確認しておくと良いでしょう。
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