中古マンションの購入を検討している方で、エレベーターがあるかどうか気になっている方も多いと思います。
エレベーターなしの物件は敬遠されがちですが、デメリットばかりでなくメリットもたくさんあるのです。
今回は、エレベーターなしの中古マンションを購入するメリット・デメリットや、エレベーターの設置基準もご紹介します。
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中古マンションのエレベーターの設置基準
エレベーターの設置基準は、建築基準法により高さ31mを超える建物に設置すると定められています。
これは7~10階建て以上のマンションに相当する高さで、6階以下のマンションには設置義務はありません。
ただし、老人ホームや介護施設などの高齢者向け共同住宅の場合は、3階以上の建物に設置が設けられています。
また、1995年に策定された「長寿社会対応住宅設計指針」には、3~5階の中層住宅にもできる限りエレベーターを設置するよう記載されており、それ以降に建てられたマンションにはエレベーターがあることが多いです。
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エレベーターなしの中古マンション購入のメリット
エレベーターなしの中古マンションを購入するメリットは、メンテナンス費用が不要である点が挙げられます。
エレベーターのメンテナンス費用は高額で、老朽化すれば交換の必要もあるため、管理費や修繕積立金からの出費は少なくありません。
しかし、エレベーターなしのマンションなら、修繕積立金の出費を抑え、値上げのリスクも減らせます。
また、エレベーターなし物件は敬遠されがちなので、賃貸物件の場合家賃が同等の物件より安くなる場合が多いです。
中古マンション購入の場合、売主さんとの価格交渉の材料としても使えます。
エレベーターがなければ階段を歩くので、結果として運動不足の解消につながり、健康維持に役立つメリットもあります。
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エレベーターなしの中古マンション購入のデメリット
エレベーターなしのマンションの場合、引っ越しの際に追加料金が発生することがあります。
エレベーターがないと、大きな荷物を階段で運ぶため、多くの人件費や時間が必要になるからです。
また、大きな家具を購入して自宅に配送してもらう場合も、追加料金が必要になるケースや階段や踊り場が狭くて搬入できないケースもあるので、事前の確認が必要です。
くわえて、マンションを売却する際に、エレベーターなしだと敬遠され売りにくい点もデメリットといえます。
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まとめ
エレベーターなしの中古マンションには、メンテナンス費用がかからないなどのメリットもありますが、引っ越しに追加料金がかかるなどのデメリットもあります。
エレベーターなしのマンションのメリット・デメリットの両方を理解して、自分が納得できる中古マンション購入を目指しましょう。
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スタイルホーム豊田店 メディア編集部
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